こんにちは、人付き合い苦手です。
人付き合いが苦手な人は、所属するコミュニティのいじめや派閥争いに巻き込まれることがあります。今回は扱うのは、自分のいるコミュニティで人間関係のトラブルが起きた場合についてです。
人付き合いが苦手な人がいじめ、派閥争いに巻き込まれない方法、巻き込まれたときの対処法について考えていきたいと思います。ではよろしくお願いします。
人付き合いが苦手な人が人間関係のトラブルに巻き込まれる理由
ここからは、人付き合いが苦手な人がいじめや派閥争いなどのトラブルに巻き込まれる理由を考えていきます。
要領がよくないため集団内でうまく立ち回れない
人付き合いが苦手な人は要領がよくない傾向があります。コミュニティ内でいじめや派閥争いがあった場合も、うまく立ち回れず面倒ごとに巻き込まれやすいです。
人付き合いが苦手な人はこうしたトラブルの際、中立の立場をとっていることがありますが、他に中立の人間がいない場合、どちらのグループからも受け入れられず孤立しやすいです。
さらに中立の立場を取り続けることで、周りから不信感を持たれることもあります。
自己主張が苦手で意見を言えない
人付き合いが苦手な人は自己主張が苦手で、積極的に主張しない傾向があります。
「下手なことを言わない」という意味では、自分の身を守れるかもしれませんが、長期的に考えるとデメリットのほうが大きいです。
人付き合いが苦手、かつ集団のなかで弱い立ち位置だと、いじめや派閥争いが起こったときに強い側に従うしかないという状況に陥ります。もともとの性質的に振り回されやすいことも原因です。
自分の意見を言うべきところで言えない、自分の利益を尊重できないと、その場その場で強い人の言動に振り回されてしまいます。
結果、いつの間にか中途半端にいろんな派閥に肩入れしていて、裏切り者もしくはどっちつかずな印象を持たれることもあります。
相談しないことで問題が大きくなる
人付き合いが苦手でも仕事ができる、容姿がよくて人気がある、お金持ち、身内に偉い人がいるなど、集団内で強い側にいることもあります。
しかし適切に人間関係のトラブルが起きた際、積極的に関与しない、誰かに相談しないため、問題が小さいうちに対処できません。そのまま問題が拡大し、自分も巻き込まれることがあります。
人付き合いが苦手な人は自分がターゲットになるリスクも高い
いじめや派閥争いが起こる場において、人付き合いが苦手な人は自身がターゲットにになるリスクも高いです。
放っておくのはよくないとわかっていても迂闊なことはできない、自分まで攻撃されたくないと思い、見て見ぬふりをしてしまうこともあると思います。
人付き合い苦手な場合、まずは自分がターゲットにならないことが第一に考えるでしょう。
私も「なんかやばいな」と感じたらそのコミュニティから出る、もしくはひたすら存在感を消すことに全力を注ぐと思います。
しかし、彼らと同じコミュニティにいる限りは自分が狙われていなくても安心できません。
私も職場でいじめが起こったとき「いつ矛先がこっちに向かってくるかわからない」「自分も加担したことにされるんじゃないか」という不安でいっぱいでした。
ターゲットにされていなくても「いじめをする人間が同じ空間にいて、誰も止められない、放置されていること」そのものがストレスという感じでした。
人付き合いが苦手でうまく立ち回れない、すぐに他の環境へ移れない場合。巻き込まれないよう注意しながら、コミュニティ内もしくは外部の信用できる人に相談できれば十分かと思います。
人付き合いが苦手な人がいじめや派閥争いに巻き込まれないための対策
人付き合いが苦手な人は、自分に害があると感じた場所は早く脱出した方が良いです。しかし、さまざまな理由ですぐに実行することは難しい人もいると思います。
そこで、ここでは人付き合いが苦手な人がいじめや派閥争いに巻き込まれないための対策を紹介します。
最初から派閥に入らない
人付き合いが苦手な人は、最初から特定の派閥に入らないことをおすすめします。
派閥に属することで他のメンバーとの関係が深まる、孤立しにくいといったメリットもありますが、人付き合いが苦手な人はトラブルに巻き込まれるデメリットのほうが多いでしょう。
コミュニティに入ったらなるべく派閥に属さず、個別の人間関係を築くほうがいいです。派閥に初めから参加していないだけでも、面倒ごとに巻き込まれるリスクを減らすことができます。
派閥に属さないことで「変わってる人」認定される場合もありますが、そのイメージが定着してしまえば安心です。
最初から派閥に属していないため、トラブルが起こっても「あの人はもとから中立だから関係ない」と目を付けられにくくなります。
さらに「いじめや派閥争いに関与しないタイプだから信用できる」と印象が前向きなものになることもあります。
ネガティブな感情、闘争心でできた集団は、一度でも仲間になってしまったら抜けることが困難になります。
さらに、そういう集団はもともと仲間でない人や敵対する派閥よりも、途中で離脱した元メンバーに対する悪意のほうが強いし、長引くと思うんです。
人付き合いが苦手なら、派閥には入らず最初から中立、無関係という立ち位置を確立したほうがいいでしょう。
トラブルが起こっている場所に近づかない
人付き合いが苦手な人は、面倒に巻き込まれやすいです。トラブルが起こっている気配を察したら、極力自分から近づかないようにしましょう。
その場で下手に首を突っ込んでしまう、仲裁役になってしまうと予想外な負担を負うリスクが高いです。
できれば自分の身を守った上で、信用できる上司やコミュニティの責任者、もしくは専門家、外部にトラブルについて相談することをおすすめします。
長い目で見ると問題を放置しておくよりは、規模が小さいうちに解決したほうが自分が狙われるリスクも下がりますし、ストレスフルな環境で過ごさなくて済みます。
噂話や陰口に参加しない
人付き合いが苦手な人のほとんどは、噂話や陰口を自分から振ることはないと思います。この手の話題が面倒なことになると知っているからです。
いじめや派閥争いがある場で揉め事になったとき、加担していたとされて自分の名前を出されたら面倒なことになります。最悪の場合、責任を押し付けられるかもしれません。
噂話や陰口は人間関係やコミュニティの雰囲気が悪化する一因です。人付き合いが苦手な人は後々のリスクを考えて、噂話や陰口への参加は控えましょう。
周りから陰口への同意を求められることはあるかもしれませんが、その際相手の話を肯定してしまうと、加担したことにされてしまいます。
陰口を振られた場合、「よくわからない」「あまり親しくないから知らない」など、相手を否定も肯定もしない回答が無難でしょう。
人付き合いが苦手な人がいじめや派閥争いに巻き込まれてしまったときの対処
ここからは人付き合いが苦手な人がいじめや派閥争いに巻き込まれてしまったときの対処法を紹介します。
可能であれば責任者や専門家に相談する
人付き合いが苦手な人は自分が狙われるリスクもあるため、あまり人間関係のトラブルに関与したくないと考えるのが普通だと思います。
しかし、いじめの場合は放置していればいずれ自分に矛先が向く可能性もあります。すぐにそのコミュニティを離れられない場合、将来の自分を守るためにも、責任者や専門家に相談したほうがいいです。
なるべく冷静に観察し状況を把握しましょう。具体的な事実や証拠を集めることも大切です。
相談の際はトラブルの状況を整理して伝えましょう。自分が被害を受けた場合も同様に、具体的な事例や関係者の名前、日時などをまとめておくと、的確な情報を伝えることができます。
また相談する相手選びも重要です。いじめや派閥争いなどのトラブルに加担していない、信頼できる責任者や専門家を選びましょう。
コミュニティから離れる
人付き合いが苦手な人にとって、いじめや派閥争いなどが起こる不穏な環境にいることは大きなストレスになります。自身がダメージを受ける前にその環境からは脱出したほうがいいです。
もし完全に不穏なコミュニティから離れることが難しい場合は、一時的に距離をとるだけでも違います。休みを取る、顔を合わせないように行動パターンを変える、時間をずらすなども有効です。
人が集まる場では対立が起こる
人が集まる場では対立が起こりやすいです。それぞれの意見や価値観が違うのは当たり前ですし、「価値観を変えろ」と言われたところで、簡単には変わりません。
多くの人はそれをわかっていますが、意見の違いを容認できない、異なる価値観を批判するといった空気になることもあります。
コミュニティの規模、成熟度によっては違う価値観を受け入れられない、団結して排除する方向に向かうことも少なくないです。
さらに所属する人々が常に不満を抱えていて、攻撃する相手がいないとその集団が成り立たなくなっている場合もあります。
直接顔を合わせないネット上ですらケンカやいじめは起こるので、毎日同じ空間で同じメンバーで過ごしていて何も嫌なことが起こらないわけがないです。
たとえ人と距離を置いていても、集団の中に所属している限り何かしら面倒ごとに巻き込まれる可能性はあります。
環境の改善が見込めない、自分の安全が確保できそうにないようなら、距離を置くことも検討しましょう。
人付き合いが苦手なら人間関係が不穏な環境からは離れた方がいい
人付き合いが苦手な人は不穏な環境、人間関係にストレスを感じやすい上にターゲットになるリスクも高いです。
だからこそ被害を受ける前に、そういった場所からは離れることをおすすめします。
また精神的に余裕があれば、信用できる人、集団の責任者、外部の専門家などに起こったトラブルや自分の状況について相談してみましょう。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。