人付き合いが苦手な人に合わない場所や集まりの特徴をまとめてみた

こんにちは、人付き合い苦手です。

私は長年人付き合いが苦手なことに悩んできました。しかし、どんな環境でも無理だった、精神的につらかったというわけではありません。その逆にとても耐えられないと感じた環境もいくつかあります。今では、「ここは絶対合わない。長くいたらメンタルがやられる」という場所は予想できるようになってきました。

やはり消耗しそうな環境に行くことは避けたいです。そこで、今回は人付き合いが苦手な人に合わない可能性が高い場所や集まりの特徴をまとめていきます。では、よろしくお願いします。

人付き合いが苦手な人にとって合わない場所の特徴

人付き合いが苦手な人には、どうしても適応することが難しい場所や集まりがあると思います。ここでは、自分の体験をもとに人付き合いが苦手だと居づらくなる環境の特徴をまとめました。

個人的なことまで共有したがる人が多い場所

人付き合いが苦手だと個人的なことまで共有したがる人が多い環境は合わない可能性が高いです。個人的な経験では、年代や属性が違うと異なる価値観の人間を放っておいてくれることが多いような気がしました。反対に、学校をはじめとする同年代や同じ属性で固められた環境、同じようなタイプの人が集まりやすい職場など、異なる価値観の人に攻撃的になりやすいと思います。

特にその場で力を持っている人が他人への関心が強く、すべてを把握しておきたいタイプだど人と適度に距離を置きたい人間にとっては厄介だと思います。「休みの日に何をしていた」くらいならまだマシな方で、最近だとSNSへの登録を半ば強制されるケースもあるようです。

職場の人間が見にくるアカウントなんて自由に思ったことも言えないし、常に見張られているみたいで正直気持ち悪いですよね。逆に知りたくもないプライベートを見せられることもあるでしょう。

祭り上げられている人がいる場所

祭り上げられている人というのは、人気者かつ取り巻きや熱狂的なファンがいる人です。本人に他人を見下したり、攻撃したりといった意志がなくても、周囲に過激な人間がいることがあります。人気者の近くにいて「○○さんが気を遣ってあんたに話しかけてやってるのに」「○○と親しい俺はお前より偉いからわきまえろ」みたいな人が身近にいたことはありませんか?

私は地元が田舎だったこともあり、「○○さんが通るから道を開けろ」「〇〇さんがお前を褒めていたからありがたく思え!」まではいかなくとも、上記に近い言動をしがちな人と関わることも多かったです。田舎と言ったけれど、都会、年齢、性別に関係なく上下関係が好きで、常に誰かを持ち上げていたい人、持ち上げられていたい人はいますよね。

持ち上げたい人と持ち上げられたい人同士で完結していれば問題ないです。しかし、なぜか持ち上げたい側、取り巻きの人は外野にいるこっちを巻き込んでくることが多い気がします。自分が気に入っている、憧れている対象を持ち上げるために変なルールを設定して、部外者にも従わせようとする、賛同しないと意味不明なペナルティを与えてくるという感じです。

人間関係で消耗する人が、ややこしい上下関係や独自ルールが存在する場で平穏に過ごすとなるとかなり労力がいると思います。その場所に入った本来の目的も見失ってしまうかもしれません。

他人に管理される場所

次は他人に管理される場所です。ここも人付き合いが苦手な人に向かないと思いました。とはいえ、気弱な人からすると「弱肉強食気味な無法地帯よりは管理されているほうが安全では?」と思うかもしれません。しかし、管理する側との相性次第では必ずしも安全とも言い切れないです。支配欲が強い管理者だと無法地帯よりも大変かもしれません。

管理される場所の例として学校があります。人付き合いが苦手という人の中には、小学校から高校までの期間がつらかったという声も多いのではないでしょうか。私もそうでした。これは1人でいること、周りとなじまないことを放っておいてもらえない環境だからだと思います。

休み時間、1人で静かに本を読んでいるのを協調性がない、大人しすぎると怒られたり、無理に合わない人と仲良くさせられたりしたことがある人もいるでしょう。私も、離れていれば遠巻きに悪口を言われるくらいで済んでいたところを、無理に仲良くさせられたことで余計に疎まれ、悪意をぶつけられたことが何回もあります。

学校に限らず、人の内面まで管理・支配したい人が上に立っている場は余計な人間関係のトラブルが派生する可能性が高いでしょう。アットホームを売りにしている職場などがいい例だと思います。

休日や夜にイベントが多い集まり

これは自分だけかもしれませんが、休日や夜にイベントをしたがる人が多い集まりも結構疲れると思いました。以下に理由を書いていきます。

休日や夜の集まりは終わりが見えにくいです。打ち合わせや催しの準備などでも、雑談しながらになって長引くか、終わってからもプライベートな話題が出やすいと感じました。

また、休日や夜に集まるとお酒が入っていなくても無礼講気味というか、距離感がなくなりやすいのか、いつもより無遠慮な距離感で接してくる人も出てきます。あまり親しくない、親しくする気がない集まりに夜や休日に参加すると、日中や平日よりも疎外感が強まるし、それだけならまだしも変な絡まれ方をして嫌な思いをすることもありました。

遅い時間に集まるのって、親密な間柄同士でなら開放的で楽しいらしいので、本当に仲がいい人だけなら問題ないのかもしれません。しかし、そこまで深く関わる気がない人、仕事に来ているだけの人にまで休日や夜間の集まりに強制的に参加させてくる(参加しないと不利益を被ることを示唆してくる)場合は不穏だなと思います。

人付き合いが苦手な人が合わない場所に所属してしまった時の対処法

ここでは人付き合いが苦手な人が合わない場所に所属してしまった時の対処法を考えていきます。もし少しでも参考になる部分があれば幸いです。

適当にやり過ごし環境が変わるのを待つ

合わない場所に入ってしまった時、一番手っ取り早くておすすめなのはその集団を抜けることですが、さまざまな事情で「すぐには無理」という人も多いでしょう。私も、前はすぐ脱出した方がいいと思っていましたが、苦手な人の方がいなくなる、急に居心地がいい環境になるケースもあるため、適当にやり過ごすのもありだと考えるようになりました。

ミスを減らして目を付けられないようにする

職場なら能力を高める、ミスを減らすなどして目を付けられないようにするといいです。やることをちゃんとやれているだけでも、攻撃的な人間から目を付けられにくくなります。仕事が苦手で失敗が多いと、当たり散らしたりひどい扱いをしたりする口実になります。恥ずかしさや申し訳なさなど、余計なストレスを感じる可能性が高いと思います。

ただ、苦手な分野だった場合はミスしないようにすだけでも気力を消費してしまうため、長期間となると難しいです。苦手な分野の仕事で攻撃的な人間がいて目を付けられそうな場合、なるべく早く脱出したほうがいいでしょう。

取り巻きがいる相手とは距離を置く

周囲に取り巻きがいる、つまり上下関係を生み出している人とはなるべく距離を置いた方がいいでしょう。巻き込まれると非常に面倒です。先程人気者そのものは悪意がないこともあると書きましたが、過激な取り巻きの存在を許容している場合、祭り上げられることや自分をめぐって揉め事が起こるのを面白がっている可能性もあるため、正直完全に無害とは言えないと思います。

自分はいい人のふりをして取り巻きを使って要望を通そうとする、対立した相手に取り巻きが攻撃することを見越して発言する人も少なからずいます。もちろん、大勢の人間から好かれるくらいですし、いい人もいると思います。それでも悪気なく人を悪目立ちさせるタイプもいるので、静かに暮らしたいなら深入りしないよう注意したほうがいいでしょう。

最初から人付き合いは苦手と宣言しておく

最初から人付き合いが苦手なキャラで通すのが一番楽かもしれません。無理して打ち解けようとしてもいずれ限界がきます。最初から「無口な人」「ノリ悪い人」で定着しているほうが、最終的に受けるストレスも少ないです。本当に性格が合う人しか寄って来なくなるため、嫌な人と無理して関わらなくても良くなります。

これは実体験ですが、人付き合い苦手な人が頑張って愛想を振りまいても、結局いろんなグループでいいように利用されたり、観察されて陰で笑いのネタにされるリスクの方が高いです。見る人が見たら無理して明るくしているのってバレバレみたいですし、ただ孤立してるよりも「嫌われたくなくて必死に取り入っている」ほうが意地悪な目で見られやすいと思います。

最初から「人とあまり関わりたくないオーラ」を出している人のほうが、時間の経過とともに受け入れられるし、無理せず自然に振る舞えるため、悪目立ちしにくいです。私も一時期自分なりに明るく振る舞っていたつもりだったけれど、根暗がバレていたし、人間観察してるグループにめちゃくちゃ陰で笑われていました。こんなんだったら最初から人嫌い全開で、ムスッとした人で通してたほうが絶対楽だったと後悔しています。

人付き合いが苦手な人は素の自分を出すことに抵抗があるかもしれません。しかし、本来の自分を最初に見せたほうが無理してキャラを作ったり、無難な性格の演技をするよりずっと楽です。合わない環境にいる時こそ、早めに素の自分を出し、向かないことに費やす労力を減らしましょう。

自分に合わない環境を知って対策しよう

今回、合わない環境についてまとめてみたところ、自分の場合学校がもろにそうだったなと思い出しました。個人的なことまで共有したがる人が多く、集団で管理され、人気者の周囲で威圧してくる取り巻きがいるなど、まさに挙げた条件にぴったりでした。

書いていて嫌な記憶がたくさんよみがえってしまったけれど、文字にしたことでいくらか冷静に過去を分析できたので、いいことにしておきます。人付き合いが苦手な人は、自分に合わない環境について考えておいた方がいいです。苦手がわかっていれば対策も立てられるし、うまくやり過ごす方法も見つかりやすくなります。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

作成者: 人付き合い苦手

人との関わりにストレスを感じやすい人間です。人付き合いで自分が考えたことを書いています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA