自分が人付き合いで特に苦手な状況を避けるために対策していること

こんにちは、人付き合い苦手です。今回は人付き合いで自分がどんなことを苦痛に感じるのかを洗い出してみました。

また、人間関係で苦手な状況に陥ることを避けるため、個人的に対策していることも書いていきます。

ではよろしくお願いします。

私が人付き合いで特に苦手なこと

まず私が人付き合いで特に苦手なことを挙げてみました。それぞれについて説明していきます。

大勢で団結する

まずは大勢で団結することです。正直これが苦手だと社会、特に学校生活は厳しいですよね。

私にとって大勢で団結することのイメージは、学校行事の長縄跳び(大縄跳び)です。

運動が苦手かつ集団と合わせるのが下手な人がものすごく悪目立ちするイベントだと思っています。

私もしょっちゅう引っかかていました。頑張って跳んでも脚がつって転び、引っかからないといつまでも終わらない。

運悪く他に運動できない子がいないクラスだったので、引っかかるとすれば私が原因でした。

運動会自体は個人競技もあるし、団体競技には選ばれなかったので、私1人の足が遅かろうが大した影響はありません。

ドッジボールも好きではないけれど、早めに当たって外野に出るパターンが多かったし、注目されるのは最後の一人なので個人が文句を言われることはなかったと思います。

しかし長縄跳びだけはできないことが「悪」としてあぶり出される感じが強くて本当に嫌いでした。

長縄跳びに限らず、昔から大勢が団結している時の熱狂的な雰囲気が怖いと思っていました。

団結の話に戻ると、自分がそこまで苦手でないことでも、できなかった人がいればその班で連帯責任を負わせるような仕組みも嫌でした。

余計なギスギスの原因になるし、それでピリつく人に攻撃されるのがまさに当時の私みたいな「馴染めない人間」だからです。

この手の仕組みに気づいてからは、できる限りそういった環境には近づかないようにしています。

長時間の団体行動

次は長時間の団体行動です。基本的に私は団体行動を楽しめないタイプですが、短時間もしくはその場限りの人達ならなんとかボロを出さないでいられるときもあります。

しかし、長時間ずっと団体で一緒に行動するのはやはり難しいです。拘束時間が長い職場も駄目でした。

親しくない人間とプライベートを共有する

3つ目は親しくない人間とプライベートを共有することです。

ブログやSNSのように、自分の好きなときに好きなペースで内心を吐き出すのは慣れてきましたが、リアルな場でプライベートな部分まで自己開示を求められるのはやはり苦手です。

以前、社交的かつ元気な人しかいない職場に属してしまったことがありました。

基本的にみんな明るくポジティブで、「いい人」だったと思います。

ただ私があまり健全な性格ではないためか、そのノリがどんどんしんどくなっていきました。

毎日みんなで集まって昼食を取るのも、休みがイベントで潰されるのもきつかったのですが、こちらに深入りしてくるのが駄目でした。

業務内容に無関係な生活習慣、服装、趣味、将来の人生設計、家族の職業などをしつこく聞いてくるだけならまだしも、やたらと家に来たがる、知り合いや家族と会わせようとしてくる、実名使用のSNSを強要してくるなど…。

こういう明るい人達にいじめ以外でグイグイ来られることはあまりなかったため、正直かなり混乱した状態でした。

休日も寝ているときも常に職場に侵襲されている感覚がありました。

それでも基本は相手がいい人達だったというのがまたいろんな意味でしんどかったです。

「こういう環境で楽しく過ごせない自分はやっぱり異常なんだ、いじめられたわけでもないのにこんなんでこの先うまくやれるはずがない」と落ち込みました。

人付き合いで苦手な状況を避けるためにしていること

ここからは、私が人付き合いで苦手な状況を避けるために気をつけていることを4つにまとめました。

人の属性が偏っていない場所を選ぶ

1つ目は人の属性が偏っていない場所を選ぶことです。

同じ属性だけが集まって長い時間過ごすとどうしても異なる価値観や生き方を認めない空気になりやすいと思います。

自分がそこにいる人と同じ属性なら、同調圧力が強くて息苦しいし、違う属性なら悪目立ちや損をしやすいです。

私の経験では閉鎖的な場所では陰口やいじめも起きやすかったたので、コミュニティに入らないといけないときは「自分と違う属性、同じ属性の人ばかりで偏っていないか」をチェックしています。

感情労働や人のケアをする場を避ける

2つ目は感情労働や人のケアをする場を避けることです。

私は他人との距離のとり方や感情表現の仕方、おどおどした態度などで、攻撃的な人や支配したがるタイプに目を付けられることが度々ありました。

しかし、今思うとそのときに自覚はほとんどなかったのですが、結構人の好き嫌いが激しかった気もしました。

特に「嫌い」が表に出やすくて、仕事だとサービス業、特に接客メインのものは向かないタイプです。

苦手なタイプのお客さんにぎこちなくなる、表情がひきつってしまうことも度々ありました。

クレーマー気質の人から狙われやすいのも確かですが、こっちはこっちで嫌いだと思った相手を刺激していたんだなと思いました。

また仕事でもプライベートでも、他人のケアを求められるような環境も自分には合わないと思います。

昔は自分にできることが人よりなかったため、見捨てられないため、いじめられないために進んで感情労働をしていたけれど、かえって嫌な思いをする原因になってしまいました。

とはいえ、気を抜くとつい嫌な奴相手にも感情労働してしまうこともあります。

感情労働は本当に自分に良くしてくれた人、困っていたときに助けてくれた人にだけ、もしくはこちらの利益になる場面にだけにしていこうと思います。

悪目立ちしそうな所に行かない

3つ目は悪目立ちしそうな所に行かないことです。

人付き合い、特に集団に馴染むことが苦手で穏やかに過ごしたい場合、極力注目されないほうがいいです。

私も悪目立ちしにくい行動や、人の印象に残らない振る舞い方を研究したことがあります。

仕事の場合は不得意な業務が多い所に行かなくて済むように事前のリサーチをしっかり行います。周りよりできないことは悪目立ちのきっかけになるからです。

なるべく得意なことや人並みにできることから探す、みんなで一度にやらないといけない、1人の遅れが全体の足を引っ張るような所は極力避けるようにしています。

合わない環境だったら早めに脱出する

4つ目は合わない環境だったら早めに脱出することです。

今は事前に集められる情報も多いですが、入ってから初めて分かることもありますよね。

会社なら実際に入社してから言ってることが変わるとかです。

私も「求人や面接でその情報を知ったら絶対受けなかったのに」と思った会社がありました。

状況次第ではしばらく耐えることになるかもしれませんが、可能なら少しでも早めに出た方がいいと思います。

人付き合いで特に苦手なことを対策しておこう

今回は自分の人付き合いで特に苦手なことを洗い出し、その状況を避けるための対策を考えました。

私は自分の弱点、辛い状況が何かわかったことで、それを避けるための対策を立てられるようになりました。 

おかげか以前に比べて何の準備もできずに苦痛な状況に陥ることが減った気がします。

急に嫌なことに遭遇するよりも、予想できれば回避しやすいし、避けきれなくても冷静に対応できるようになりました。

人付き合いが苦手で不安やストレスを感じやすいなら、自分にとって特に苦痛な状況を分析してみてください。

私もそうでしたが、少しでもマシな選択ができるようになると思います。

では最後までお読みいただきありがとうございました。

作成者: 人付き合い苦手

人との関わりにストレスを感じやすい人間です。人付き合いで自分が考えたことを書いています。

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