こんにちは、人付き合い苦手です。
この記事を見ている人は、誤解されやすく人間関係で苦労している、人付き合いに強いストレスを感じている人が多いと思います。誰でも第一印象と本来のイメージが違うことはありますが、関わっていくうちに自然となじみ、受け入れられていくパターンが多いですよね。
しかし、人付き合いが苦手だと、本来の自分を見せる段階までいかないことが多いです。そしてなかなか周囲と打ち解けられないため、誤解が長引くことがあります。そこで今回は、人付き合いが苦手だと誤解されやすいこと、自己イメージと周囲からの評価が違う理由について考えてみます。では、よろしくお願いします。
人付き合いが苦手だと誤解されやすい
人付き合いが苦手だと誤解されやすいです。社交的な人より口数が少なく、他人との交流もないため、どうしても第一印象でイメージが決まってしまいます。実際より高い評価だとプレッシャーを感じ、低い評価だとなめられて不快な思いをすることもあるでしょう。周囲のイメージに合わせて振る舞ってしまう人もいるかもしれません。
誤解する側にも問題があると思いますが、不利益を被ることが多いのは誤解される側です。どうでもいいことなら放置してもいいけれど、自分の損になるかもと感じたら対処した方がいいでしょう。
人付き合いが苦手な人が誤解されるデメリット
人付き合いが苦手な人は、誤解されるとデメリットが生じやすいです。内容によっては時間の経過とともに誤解が解かれることもあります。逆にいつまで経っても誤解が続き、居心地が悪く感じることもあるかもしれません。では、個人的に感じたデメリットを2つ紹介したいと思います。
変な噂が広まりやすい
まずは変な噂が広まりやすいことでしょう。娯楽が少ない、もしくは他人に興味がある人が多い環境では、口数の少ない人は想像で好き勝手言われやすいです。害のないものならいいけれど、「あの人○○さんが好きなんだって」など、他人を巻き込んだ内容になる場合もあります。
人付き合いが苦手な人にとって「好意がある」「狙ってる」系の誤解は本当に面倒です。その後居づらくなるかもしれないし、対策としては距離感に気を付けるしかないのかのなと思います。
ただ、距離も取り過ぎると今度は「敵意があるのでは」「感じ悪い」と反感を持たれることもあるため、本当にちょうどいいポジションって難しいですよね。そして人間関係を避けていると噂を否定することが難しくなります。他人の噂に加担しないのはいいけれど、自分が言われた時には困るかもしれません。
思い付いた対策としては、完全に人付き合いを避けるのではなく、少人数でもいいから話せる人をつくっておくことでした。いつも一緒に行動する、深い話ができるほど仲良くならなくてもいいけれど、挨拶したあとに軽い雑談ができるくらいの付き合いはあった方がいいでしょう。1人が「その噂、本人は違うって言ってたみたいよ」と言うだけでも違います。
一方的な人が寄って来やすい
人付き合いが苦手だと、周囲からは「おとなしい人」といった印象になりやすいです。そしておとなしそうに見える人は、相手にだけ都合がいい誤解をされることがあります。だから一方的な人、話を聞かない人が寄って来やすいです。そして、他人との交流が苦手だと1人でいることが多いため、相手が執着してくると、つきまとわれるリスクも上がります。
活発な人に比べて、おとなしい人は学生時代でも社会人でも評価されにかったと思います。そのため「控えめなところがいい」と言われると「認められた」と嬉しさを感じるしれません。でも、中には「逆らわなそうな人を所有したい」人間もいます。最初は優しく、逃げられなくなってから本性を出してくるタイプもいるため、警戒心を持っておくにこしたことはないでしょう。
いいイメージで誤解されるのも大変
誤解は必ずしも悪い方向だけではないです。「親しみやすそう」「仕事ができそう」など、性格や能力をいい方向に誤解されることもあります。いい方に誤解されるなら問題ないように思えますが、内容によっては後で気まずくなるケースも少なくないです。
能力を低く見られ、ミスがあった時真っ先に疑われるのもしんどいですが、逆に優秀だと勘違いされ、実際の能力が判明して態度が冷たくなるという場合もあります。正直、勝手に誤解する方にも問題があるし、自他境界の話と一緒で誤解された側がそこまで気にする必要はないような気がします。
しかし、あの「期待はずれなんですけど」と言わんばかりに急激に冷たくなる空気は、メンタルが弱いとなかなかつらいものです。能力以外だと性格も誤解されると面倒だと思います。例えば面接で明るい、はきはきしていると思われ採用されたけれど、業務が始まったら大人しい、社交的でない性格とバレたなどです。
採用面接は暗い、おとなしいとそれだけで落とされやすいし、人付き合いが苦手な人でも頑張ってニコニコしたり、はきはき喋ったりすると思います。しかし、ずっと明るい・社交的な人物のフリを続けるのは難しいです。無理してもいずれどこかでボロが出るでしょう。
要領のいい人は多少自分を作っていたとしても、そのうち本来の能力や性格で周囲になじむことができていますが、人付き合いが苦手で要領も悪い場合は難しいと思います。最初にいいイメージを与えてしまうと、あとで大きなマイナスとなってしまうこともきついです。こっちがだましていたみたいな雰囲気になるのもつらいですよね。
素の自分を出しにくいから誤解されやすく人付き合いも苦手になる
素の自分を出せないと誤解されやすくなるため、人付き合いも苦手になりやすい気がします。過去の人間関係で本心を言ったら怒られた、攻撃されたなどで身を守るために自分を出さなくなった人もいるのではないでしょうか。
同じくらい警戒心が強い人やその場限りの関わりならうまくいくかもしれませんが、長期的に所属する場だとうまく自己開示できない人は浮きやすいです。人と関わるということは自分の内面を見せていくわけだし、本心がわからない相手を警戒するのは仕方ないかもしれません。
自分に心を開かない相手と親しくしたくないと思う人も少なくないでしょう。浮いているだけならマシな方で、健全な距離感の人は気を遣って離れていき、距離感ゼロの人、支配欲が強い人に従順だと誤解されて目を付けられる場合もあります。
誤解されにくい状況をつくるコツ
人付き合いが苦手で他人と距離を置いていると、変な誤解、特に噂などを流された際、それを解く機会はなかなかありません。そのため、完全に孤立せず少しでも話せる人を作ることが大切です。
困った時に慌てて人間関係を築こうとしてもうまくいきません。余裕があるうちに、ちょっとした会話ができる人を作っておくことをおすすめします。本人が必死に主張しても信じてもらえないけれど、他人がそれとなく言ったことがあっさり信用されることもあります。
それほど気が合う相手でなくても、話していて不快でないなら、関係を維持することも大切だと思いました。
誤解されたくないことはしっかり訂正しよう
人付き合いが苦手な人は、その性質上どうしても誤解されやすいです。やはり完全に孤立している、周囲によく思われていないと好き勝手いう人は出てくるし、嫌な噂でも否定しにくくなります。
そこで、無理のない範囲でいいので、軽く雑談できる人を作っておくことをおすすめします。大人数の職場なら2、3人くらいは話しやすい人が見つかる可能性が高いです。誤解されることを完璧に防ぐのは難しいですが、訂正しやすい環境を作ることはできると思います。そして、自分に不利益が被りそうな誤解はなるべく早い段階で対処しましょう。
では最後までお読みいただき、ありがとうございました。