こんにちは、人付き合い苦手です。今回は私だけかもしれませんが、夏と人間関係の話をしていきたいと思います。では、よろしくお願いします。
夏になると人付き合いがより苦手に感じる
私はもともと人付き合いが苦手ですが、特に夏の時期によりしんどさを感じます。うつ状態になりやすいのは日照時間が少ない冬と言いますが、私個人は夏のほうが憂鬱になりやすいです。
夏は根暗な自分と対照的に明るい季節だし、世間のノリもより元気になっていくことが多いので、他人のポジティブさにあてられてるのかもしれません。
と言っても、私は明るい季節自体は嫌いではなくて、むしろ春や秋の晴れた日、穏やかで明るい雰囲気とかはむしろ好きなんですが、夏の場合は蝉の声など、暑い上に騒がしさもあるので苦手意識が強いんだと思います。
夏に人付き合いが苦手に感じる理由
上で書いた通り、私は明るくて穏やかな時期が好きです。だから、夏の開放的な雰囲気自体で不快になっているわけではない気がします。以下に、夏に人付き合いが苦手に感じる理由をあげてみました。
暑さで寝不足になりミスが増える
もともと寝つきがよくないタイプですが、夏は特にひどいです。夜に気温が下がらない日が続くと、連日寝不足状態になります。
寝不足だと思考力が弱るのかミスが増えるし、ミスすることで人に責めるきっかけを与えるため、ストレスを受ける回数も増えます。
仕事以外でも悪影響が出ます。他人に対する許容量が一気に下がり、近づかれるのも嫌になったり、些細なことで腹を立てたりしやすいです。
不快感を相手にわかる形で出してしまい、険悪な雰囲気になることもありました。
頭の働きが悪いときは運も悪くなるという話を聞いたことがありますが、その通りだと思いました。
ぐっすり眠れない、寝る環境が悪いというだけで、次から次へとむかつくことが続いたり、いろんなことがうまくいかなくなったりしました。
汗をかくので人に距離を詰められる不快感が強まる
夏の汗や体臭も、私にとっては人付き合いに負担をかける要因です。
まず自分の汗や体臭が気になるし、人には極力近寄りたくないと思うのですが、どうしても接近せざるを得ない場合もありました。
そのたびに「今臭うかも」「座ったあと汗垂れてたらどうしよう」など考えてしまい、目の前のことに集中できなかったり、緊張して変な態度になってしまったりしました。
ここ数年の夏は、ソーシャルディスタンスが浸透していたおかげで、むやみに人に近寄らなくて済んだのが救いでした。
夏に限らず嫌だけど、レジでびったり後ろに並ばれるとか、空いている席があるのにわざわざ隣に来るとか、そういうのが減ったのは快適だったと思います。
暑くてイライラしやすくなり他人を不快に感じやすい
夏は暑さと湿気で不快感が強まるため、他人にイライラしがちでした。忙しい時に話かけられてイラっとする、家に帰っても窓が開いていると隣人の話し声がうるさいなど、とにかく毎日イライラしていました。
自分のコンディションが悪い上に、ストレスへのセンサーも過敏になるため、夏のほうがメンタルをやられます。
暑さで人間関係のトラブルが起こる原因
こんなに夏が不快なのは自分くらいだと思っていましたが、暑い時期になると、人間関係のトラブルが増えることがあるようです。
私の周りでも夏場、特に5月連休明けあたりから急に怒りっぽくなる、それまで普通にしていた人がトラブルを起こすことがよくありました。
やはり夏に向けて気温が上がっていく時期は、人間の脳、特に怒りをコントロールする部分に何らかの影響があるのかもと思いました。
そこで以下からは、夏に人間関係のトラブルが起こる原因をあげていきます。
感情が不安定になる
高温の環境では、人間の感情は不安定になりやすいです。普段は気にならないような些細なことにもイライラしやすくなります。結果、同僚や家族など身近な人とのトラブルが発生しやすくなるということです。
自分や他人の体臭で不快になる
日本の夏は高温多湿で、汗をかきやすいです。自分はもちろん、他人の体臭も感じやすくなるため、トラブルの前段階である不快感のきっかけになります。
夏に複数の人間と同じ空間にいると、部屋がよほど広くない限り、他人の存在感が増します。適切な距離を取れない環境だと、人付き合いが苦手、もしくはパーソナルスペースが広い人は息苦しさを感じるでしょう。
パフォーマンスが低下する
高温環境下では、パフォーマンスが低下しやすいです。仕事においても、体力や集中力が低下し、ミスが増えることも少なくありません。
特に仕事でミスすると謝罪しに行く、解決策を話し合うなど、他人と関わる時間や回数が増えます。
それどころか、相手によってはミスについていつまでも言及する、弱味を握られてしつこく絡まれるなど、不快な人間関係が生まれることもあります。
私も仕事のミスは夏に多かったし、それがきっかけで干渉的な人に目を付けられた経験があるので、パフォーマンスの低下は、その後のトラブルやストレスを呼び寄せるきっかけだと思いました。
室温に関する感覚の違い
環境面でいうと室温の感じ方もトラブルの原因です。気温が高くなると、エアコンの使用頻度が増えますが、人によって暑さ寒さの感じ方は異なるため、よく揉め事になりますよね。
なかなか全員が心地よい気温にはならないし、暑くても寒くても誰かしら我慢せざるを得なくなります。
暑がりな人、寒がりな人で分けて違う部屋で仕事するとか、寒い場合は自由にひざ掛けやカーディガンなど使っていい、暑い場合は軽装でいい、むしろ服装自由とかならいいのかもしれませんね。
暑い夏にトラブルに巻き込まれないための対策
暑い季節は人々のストレスが高まりやすく、対人関係のトラブルはもちろん、暴力事件や交通事故なども発生しやすくなります。
ここからは、揉め事の原因になる、トラブルに巻き込まれてしまうことを避けるための対策をまとめました。
暑さ対策をする
夏に人付き合いのトラブルを避けるのに一番重要なのは、暑さ対策をすることです。
暑さ対策には、まず服装を調節することがあげられます。暑い日はなるべく通気性が良く、涼しい素材の服装を選んでください。
また、環境の暑さ対策も欠かせません。暑い時は我慢せずに冷房を使用しましょう。涼しくなることで余計なイライラを防ぎ、落ち着いた状態を保ちやすくなります。
冷房がない環境の場合は、なるべく長時間暑い場所にいないようにして、こまめに水分、塩分などを補給しましょう。体を冷やせる冷却材などを持ち歩くのもおすすめです。
私も過去に冷房がない環境にいた頃は、夏場は首に保冷剤を包んだタオルを巻いたり、氷枕を背もたれに置いて作業したことがありますが、何もないよりはかなり暑さがマシになりました。
でもやっぱり一番いいのは涼しい場所で過ごすことだと思います。部屋全体は涼しいと、汗をかかないし、体力や気力も無駄に消耗しないので、パフォーマンスも落ちにくいし、気持ちも安定します。
どうしても涼しい環境を作るのが難しい場合は、人と人との距離を取って近付きすぎないようにする、同じ空間で長時間過ごさないようにするだけでも、全然違うと思います。
人と人との距離を取る
暑い日は、人と人の距離を取ることも大切です。お互いに汗や体臭が気にならない間柄ならともかく、そうでない場合は近付きすぎないほうが無難です。
適度に距離を置くことで、お互いの汗や体臭で不快になることを避けられます。会話中も相手に近寄りすぎないように、適切な距離を保ちましょう。
高温多湿など、不快な環境下で長時間人と近い距離で過ごすと、イライラや不満など、ネガティブな感情が生まれやすくなり、後でトラブルに発展することもあります。
どうしても人と近い距離で接する必要がある場合は、先ほども書いた通り、冷房を使用するなど、とにかく自分達がいる場所の温度を下げ、快適な環境を作るほうを優先させた方がいいと思います。
人混みを避ける
夏に事故や人間関係のトラブルを避けるには、人混みを避けることが有効です。人付き合いが苦手な人にとっては、人混みはただでさえストレスが高まりやすい環境だと思います。
特に暑さでイライラしやすい、体調を崩しやすい人は、極力夏の人混みは避けた方がいいでしょう。同じように暑さでイラついている人や開放的な気分の人に絡まれるリスクもあります。
フラフラして人にぶつかって因縁を付けられる、ケンカになる、直接関わっていないのに、近くにいただけで巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。
トラブルを避けるためにも、暑い日はなるべく人の多い場所や混雑した場所は避け、安全かつ安心できる場所にいるようにしましょう。
夏は体調やメンタルを整えて人付き合いのトラブルを予防しよう
夏は暑さの他、直射日光や音、においなどの刺激も多いです。人付き合いが苦手な人の中には、そういった刺激で神経が疲れてしまう人もいると思います。
その上、暑さで寝不足だったりストレスを溜めていたりすると、ちょっとしたことで簡単に怒りが爆発したり、心が折れてしまうかもしれません。
暑い夏は、普段より疲れやすくなっているということを自覚して、いつもよりしっかり体や心を休めるようにしましょう。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。